訴訟の争点は何なの?

福島原発ひろしま訴訟は2つの大きな争点があり、原告と被告国・被告東京電力の主張はそのほとんどがこの2つの争点のどちらかに関連したものになります。

 

争点1:責任論

 「責任論」とは「福島第一原発の重大事故が発生したことについて、国と東京電力に過失があるのか否か」ということです。

 

争点2:損害論

 「損害論」とは、「福島第一原発事故によって、原告らにどのような法的損害が発生しているのか」ということです。

 

裁判資料等をご覧になる時には、まず、責任論、損害論どちらの話をしているのかを意識しながら読むと、理解しやすいと思います。